ご当地推しツマ2025「三河コノワタ」

温泉太郎食彩品館
三河のコノワタ(海鼠腸)
魚鑑(1831年、天保2年)によると「三河の柵の島産を上とする。尾張のものがこれにつぎ、武蔵国の杉田産ははなはだおとる」と記される程、三河モノは上等だったという。
柵の島は現在の佐久島。今ではアートの島として人気だが、日間賀島ともども、三河コノワタは「島ワタ」と称されて珍重されたらしい。
この島ワタは知多半島で加工され、尾張徳川家から将軍家へ「師崎物」として献上されていた。
日本三大珍味に産地を付けると「肥前のカラスミ、越前の塩ウニ、三河のコノワタ」だった。
由緒正しい地産品ながらも知名度は今、一つ。伍魚福社の知恵をお借りして今一度かっての栄光を愛知県に取り戻していただきたい。できれば「一のワタ」を使って商品化をお願いします。
追伸
そういえば伍魚福社は能登産のコノワタを商品化されていたことを今、思い出した。
コメントを書く場合はログインしてください